Written by Ryusei

「1日350gの野菜を摂取」すると病気を予防できる可能性が!?

Medical

東京大学の研究で、成人の1日の野菜摂取量350g以上を達成できた場合、日本人の疾病負担を大きく減らせるという予測分析の結果が報告されました。
具体的に、どんな病気のリスクが下がるのか、健康に役立てていけるように記事にしたいと思います。

 本記事のテーマ

「1日350gの野菜を摂取」すると病気を予防できる可能性が!?

目次

  1. 国民健康づくり運動「健康日本21」とは?
  2. DALYsとは?
  3. 日本人の疾病負担を大きく減らせる?

 

 記事の信頼性

東京大学の研究結果で、BMC Public Healthに2021/04/21に発表されたものであります。
» 参考:BMC Public Healthの論文はこちら

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国民健康づくり運動「健康日本21」とは?

国民健康づくり運動「健康日本21」とは、健康増進法に基づき、厚生労働省が定める「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」の「趣旨」、「基本的な方向」、「目標」、「地域における運動の推進」などについて、その概要を解説するとともに各分野の数値目標を掲載しているものとされています。

今回の研究においても、健康日本21で成人の1日の野菜摂取量を350g以上とする目標が掲げられている事から研究されています。

その他にも、様々な項目で健康増進のために目標値が設定されています。
(例)
・週労働時間60時間以上の雇用者の割合を5.0%に減少させる。
・口腔機能の維持・向上(60歳代における咀嚼良好者の割合)を80%とする。 など

DALYsとは?

野菜の摂取量が少ないことは、さまざまな疾患のリスク因子の一つとして知られています。
しかし日本人の野菜摂取量は年々減少していることが報告されているのが事実であり、現状です。

このような状況を背景として田中氏らによって、野菜摂取量の変化と、その変化が心血管疾患、がん、糖尿病性腎臓病に伴う障害調整生命年(disability-adjusted life years;DALYs)にどのように影響するかを研究されました。

DALYsは、疾病による障害や早期死亡のために失われた健康的な生活の損失の程度を表す指標で、数値が小さいほど疾病負担が少ないことを意味しています。

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日本人の疾病負担を大きく減らせる?

今回の研究では、心血管疾患、がん、糖尿病性腎臓病に伴うDALYsに着目して研究されました。

様々、細かい研究結果は論文を読んでいただきたいと思いますが、結論は、全体的に20~49歳の女性の野菜摂取量が増えた場合に、DALYsが大きく低下する傾向が認められた。という予測結果が得られました。

これらの結論として、「野菜摂取量が増えると、日本人の心血管疾患、がん、糖尿病性腎臓病のDALYsが大幅に軽減される」とまとめられています。

まとめ

今回の、ブログでは健康に役立つ情報として、野菜を多く摂取することは病気のリスク低減につながる!という話をしました。

現在の日本では、野菜の摂取率が減少してきています。国をあげて野菜を多く摂取できるように取り組んでいます。

今回の研究の様に、病気のリスクの低減につながることを頭に入れて人生100年時代とも言われているので、健康的な生活をしていきましょう。